皆さんは「看護師は続けたいけど、この職場変わりたい」「子供もいるし夜勤がないところがいいや」など、転職を考えたことがあるのではないでしょうか?
看護師資格を持っていると、病院や病院以外にも就職先はたくさんあります!
- 看護師の転職先
- 転職先を選ぶ方法
この記事では看護師経験者の転職先や、転職先を選ぶ方法について解説していきますね。
病院以外の転職先は何があるの?
看護師資格を持つことで働ける場所をまとめてみました。
- 病院やクリニック
- 介護施設
- 訪問看護
- 企業看護師(産業看護師)
- 学校看護師(保健室の先生)
- 研究・教育機関
- 行政機関(保健師)
- 医療系の民間企業医療機器メーカー
- 美容クリニック
- 海外での看護師
- リモート医療やテレヘルス
看護師資格は医療現場以外でも応用がきくため、自分の興味やライフスタイルに合わせてさまざまな選択肢があるのが特徴です。
病院やクリニック
一般病院:総合病院や地域の病院で、病棟や外来での看護業務を行います。スキルを磨ける場が多く、診療科によってさまざまな経験を積むことができます。
クリニック:地域密着型の小規模な診療所で働くことが多く、患者との関係を大切にしたい看護師に向いています。
一部を除き日勤での勤務になります。またクリニックは診察時間によっては休憩時間が2時間~4時間など様々になります。
休憩時間は身体をゆっくり休めますが、帰宅時間が遅くなる特徴もあります。
介護施設
特別養護老人ホーム:高齢者のケアを中心に行う施設で、医療面でのサポートを提供します。
夜勤が少ない場合が多く、比較的ワークライフバランスをとりやすいです。
場所によっては介護士との仕事を兼任する場合があるので、どこまで介護の仕事があるのかも事前に確認するようにしましょう。
デイサービス・デイケア:日中のみ高齢者のケアを行うため、夜勤がなく、規則的な働き方が可能です。
訪問看護
自宅で療養する患者のもとに訪問し、必要な医療ケアを提供します。
患者とじっくり向き合えるため、個別ケアに興味がある人に向いています。
車での移動が必要な場合があるので、訪問先までの移動方法についても確認しておきましょう。
企業看護師(産業看護師)
企業の社員の健康管理やメンタルケア、健康診断のサポートを行います。一般企業での勤務のため、夜勤がなく、オフィスワークが中心になります。
看護師資格のみでも、働くことはできますが保健師免許があるほうが採用されやすいようです。
学校看護師(保健室の先生)
学校で生徒の健康管理や応急処置を担当します。子どもが好きな人、教育現場に興味がある人に向いています。
公立の学校では養護教諭の資格が必要ですが、私立の学校の場合は看護師免許のみで働ける場所があります。
研究・教育機関
看護学校や大学で教員として働き、次世代の看護師を育成する役割を担います。教育に関心がある人、実務経験が豊富な人に向いています。
看護教員になるには、規定年数以上の実務経験と、所定の養成課程の修了が必要になります。
行政機関(保健師)
地域の保健所や市町村役場で、地域住民の健康相談や生活習慣病予防のサポートを行います。
保健師資格が必要ですが、看護師資格をベースに取得することが可能です。
医療系の民間企業医療機器メーカー
製品の使用方法を医療現場に説明したり、営業サポートとしての役割を担います。
製薬会社:治験コーディネーター(CRC)として、治験の実施をサポートし、医師や患者の橋渡し役を務めることもあります。
美容クリニック
美容整形やスキンケアなどの施術サポートを行います。
美容分野に興味がある人に向いており、通常夜勤がありません。
海外での看護師
看護師の資格を活かして、国際医療支援団体やNGOで働いたり、海外の医療機関での勤務も可能です。語学力が必要な場合が多いですが、異文化での医療に興味がある人には魅力的な選択肢です。
リモート医療やテレヘルス
リモート医療やテレヘルスオンラインで患者の健康相談や医療アドバイスを行います。テクノロジーの進化に伴い、在宅勤務が可能な看護師の仕事として注目されています。
転職先を探す方法
看護師の転職に特におすすめの方法を3つ選びました。効率的かつ信頼性が高く、転職活動がスムーズに進められる方法を中心にしています。
1. 看護師専門の転職エージェントを活用する
おすすめ理由
転職エージェントは、看護師転職に特化しており、希望に沿った非公開求人の紹介や、履歴書・面接のサポートを提供してくれます。また、給与や勤務条件の交渉も代行してくれるため、初めての転職や条件交渉に不安がある場合に安心です。
私はエージェントの方との電話での連絡がめんどくさいと感じたので、最初にLINEでの連絡を希望していました。
メリット
希望条件に合う求人を効率的に見つけられ、プロのサポートがあるため、ミスマッチを防ぎやすいです。
2. 医療機関や施設の公式ホームページを確認する
おすすめ理由
公式ホームページには、病院や施設の詳細や採用情報が掲載されていることが多く、職場の雰囲気や方針を事前に確認しやすいです。また、応募者数が少ない可能性もあるため、競争率が低い場合もあります。
また自分で全て書類などを準備しますが、間に人が入っていないので、かえってすぐに就職が決まることがあります。
メリット
自分のペースでリサーチできるため、じっくり検討してから応募できます。公式の求人情報からは、その職場が求める人物像や理念も把握しやすいです。
3. 看護師専門の求人サイトを利用する
おすすめ理由
看護師に特化した求人サイトは、豊富な求人情報が掲載されており、条件や勤務地での絞り込みがしやすいです。
定期的に更新されるため、新着求人も見逃しにくく、転職のタイミングに合う求人を探せます。
メリット
多くの求人から比較検討でき、登録や検索が手軽です。
また、評判や職場の口コミが掲載されているサイトもあり、働く前に現場の雰囲気を把握できることもあります。
これらの方法を組み合わせると、情報収集が充実し、転職の選択肢が広がりやすいです。それぞれの方法で得られる情報を総合して、自分に合った職場を見つけるとよいでしょう。
まとめ
- 看護師資格をもつことで様々な転職先がある
- 転職先はエージェントやサイトを使用することで効率的に探すことができる